第一回 あまおち&みかんすいトークショー


あまおち いきなりだが、本コーナーのタイトルを決めなければならんな。
みかんすい 「あまおち先生が、ズバッと語る」略して「あまズバ」でどうえしょうか?
あまおち みのもんたみたいだな(笑)
みかんすい 「ミカズバ」より良いでしょう?
あまおち そ、そうか? ま、まぁ、タイトルについては今後の課題ということにしよう。
みかんすい では自己紹介しましょうか?
あまおち スペースの関係で割愛だ。ここでも見てくれっ
みかんすい (こんな出だしでいいのかな?)
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あまおち 最近は「RPGとは何か」とか「RPGとはこんな世界ですよ」みたいな本があまり出版されないじゃないか。昔はよくあったもんが。だから、いま我々が、偉そうに「RPGとは何か」を語ろうという、このコーナーはそういうコンセプトなんだよ。
みかんすい ほうほう、大きく出ましたな(笑) 確かに結構昔からその手の本とか記事ははありましたなー。昔のとある本では「RPGとは起きてみる夢である」とか、カッコつけたこと言ってましたが。
あまおち それこの前のJGCで聞いた気がする(笑) 個人的には『クロちゃんのRPG千夜一夜』が好きだったんだが、あれどうなったんだ?
みかんすい 『クロちゃん』きちんと読んだこと無いんですよね、私。でも、アレ結構読ませる本でしたな。 買って、きちんと読めば良かったなぁ~。
あまおち あれはね、面白いんだけど、やっぱりマニアックすぎたのかな。
みかんすい そうですねー。そう言う見方もあるのかな。あれはそういうところに深く突っ込んだ、知識とかが面白いんですけどね。でも、その分読む層は限定されちゃうんですかね~
あまおち というわけで、本日一回目のテーマなんだが「ロールプレイとは何か」について語ってみようと思う。
みかんすい これはまた、初回から攻めますね(笑)
あまおち なんたって今思いついたからな(笑)
みかんすい まあ、こういう時はあれですよ。とりあえず、辞書ではこうなってるってのを引用して口火を切るのがお約束ですかね。
あまおち まちたまえ、ちゃんとネタは用意してある。
みかんすい おお、準備が良いですな。
あまおち いやね、この前のとあるコンベンションで、オレははじめてのゲームをプレイしたんだが、そのゲームについてはルールもさっぱり知らない状態だったんだよ。で、そのゲーム、スキルを選択するようなゲームだったんだが、周りは経験者ばかりで、オレはなんとかキャラ作成したんだけど、そうなるとね、特に戦闘になると、経験者はいかに効率よく敵を倒すかばかりに目がいって、初心者であるオレには「このスキルを使え」「ここに移動しろ」とか、指示しまくりなわけ。「○○と○○を同時に使ったら××になるから、そう動いて。自分は□□するから」って感じで。さすがにそれはなぁ「オレはコマじゃねぇーっての」と思ったもんなんだよ。
みかんすい 他人の言うとおりにしか動けないんじゃあ、面白くも何ともないですな。おそらくその人は、未経験者にアドバイスのつもりだったんだろうけど……かなり好意的に解釈して、ですけどね。
あまおち ゲーム的には「効率よく」というのはひとつの指針かもしれないけど、ロールプレイングにおいては必ずしも「効率よく」は目指すべきところじゃないんじゃないかと。
みかんすい そうだねぇ。
あまおち 最近さらに大流行中のリプレイ本だけど、あれはむしろロールプレイ重視やん。
みかんすい だからこそ、PCの死亡も盛り上がるわけですし、アレがただのコマだったら、読んだ人誰も盛り上がらないですよね。ちょっと前、って言ってももう結構たつけど、某ゲームのリプレイPCが一人死んだ時は結構騒がれましたよね。
あまおち 某鉄塊娘か?
みかんすい いや、某秘密結社の改造人間(笑)
あまおち ああ、そっちかー
みかんすい あのリプレイ、かなり上手いよ。戦闘ではガチでやりつつも、ロールプレイをおろそかにしてるワケじゃないし。ロールプレイとゲームってのは、もちろん切り離しちゃいけないんだけど、これが相反することが多いのが難しんですよね。
あまおち でも、せめて、「こういう行動をするのは、キャラがこういう性格だからこう行動したんだ」と、そういうというところまでは考えてほしいなと思うわけよ。
みかんすい もうめんどくさいから、某とかつけるのやめちゃうけど、ヒースとか、イリーナとか、マウナとか、プレイヤーがいなくても、こういう状況ならこうするだろうなってのが誰にでも解りますよね。
あまおち ヒースはオレだけどな(笑)
みかんすい はいはい(笑) あと、さっきも言ったトランもキャラとして考えた結果、4人で挑むこと前提のボスに対して、そのキャラが置かれている状況と性格を考えた上で敢えて一人で戦いを挑んだしね。あの場面普通、勝ち負けだけで考えたら、合流しなきゃ死ぬと普通思っちゃうよ。
あまおち まぁあそこまでひとつのキャラクターを長く用いるキャンペーンもそうないんだろうから、そういう部分では一般論で言えば仕方ない部分もあるのかもしれないが、せめて戦闘ゲームだけにはなってほしくないなぁと思うんだよね
みかんすい 戦闘するだけだったら、一人でシミュレーションでもやってろ、と思いますな。

あまおち あれって詳しく覚えてないんだけど、GMはなんか配慮したっけ?
みかんすい トランの件?
あまおち そう。
みかんすい 「そういう選択を取るのは自由だが、手加減はしないよ」って言ってた様な気がします。
あまおち うむうむ。オレ的にはそのマスタリングが好きだなぁ。「物語的には美しいし、自然な行動なんだから、その場合はGMは死なないようにマスタリングしてよ」って言う人もいるやん。「プレイヤーが努力すれば必ずキャラが報われる」という考え方。
みかんすい ああ、それは、あれですね。良くない。そこまでいくと、今度は逆にゲームの方をおろそかにしてる。「ロールプレイ>ゲーム」じゃないんですよね。両方があってのTRPGなんですから。
あまおち オレ的には、死ねるのもRPGの醍醐味だと思うんだけどね。どうやったってリアルでは死ねないんだから。
みかんすい でも、ゲーム内でも死にたくて死ぬやつはいないでしょう。長く使ってれば愛着わくし。たまに、死に様を楽しむゲームもありますけどね、格好良く死んでいく様を演出する、熱血専用のフェロウキャラとか。
あまおち リアルだと「命とロマンどっちをとるか」と言われればちょっとアレだけど、RPGだとロマンとれるやん。
みかんすい ガラフのように死ねるなら、確かにある意味本望(笑)


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みかんすい ところで、ここでちょっと逆の話になるけど良いですかな?
あまおち うむ
みかんすい とあるゲームサークルの話なんですけど、ロールプレイがね、あまり上手くない人がいたんですよ。
あまおち ふむ
みかんすい 周りから見るときちんとロールプレイしていないようにも見えるんですね。何て言うか、キャラの性格の設定とかがいい加減で、上手く動かせてない。そう見えるんだけど、でも実はキャラの性格とか決めるのがただ苦手なのかもしれない。で、ある日その人が、説教されたらしいのですよ。きちんとロールプレイしろ、と。
あまおち ふむふむ
みかんすい でも、本人は別にロールプレイしたくないワケじゃない。上手くないだけ。それと、ロールプレイには苦しんでたみたいだけど、普通に戦闘とかそういう部分は楽しんでいたらしくて。戦闘以外でもキャラの分担とか、そういうのをこなすのも本当は好きだったみたいなんです。
あまおち ふむふむふむ
みかんすい さて、ここまでいくと、ちょっとまわりの方がロールプレイの強制というか、やり過ぎっぽくも感じたワケなんですね。人づての話だから実際は違うかもしれませんが、ただ、ロールプレイが出来なかったからといって、説教までするほどなんだろうかと思いましてね。
あまおち ひとつ素晴らしい解決策があるぞ。そいつはGMをすればいいんだ(笑)
みかんすい 彼はあんまりルールに詳しくないんだ(笑) でも、一回彼がGMするときに相談に乗ったことがあるんですよ。その時は結構頑張ってたと感じました。
あまおち ふむ
みかんすい やっぱり、NPCの性格設定とかちょっと苦労してたみたいですけどね。でもロールプレイは大切だし、もちろん切り落としちゃいけないど、TRPGって遊び方も幅広いからどこに楽しみを見いだすのかは人それぞれなんですよね。
あまおち TRPGってコミュニティーゲームやん。だから、パーティーひとりひとりがバラバラに動くんじゃなくて、その卓を囲んだ全てがひとつの物語を創造していくわけだから、 オレは、原則論というか、理想論かもしれないけど、ロールプレイが苦手なプレイヤーがいたら、そこをまわりがうまくフォローしながら良いロールプレイを誘導させてだな、あまよくば、ロールプレイが上達していけるような方向に導いてやってほしいと思うなぁ
みかんすい そこは結局、卓内のコンセンサス、事前のすりあわせですね。
あまおち うむ。プレイヤー同士は敵ではないからな。プレイヤー同士が敵っていうゲームもあるけど、でも物語を創造するという意味においては仲間なんだから。
みかんすい 互いに戦術の強要もよくなければ、ロールプレイも強要でやらせる物じゃないと。
あまおち そういう意味で、オレは、いきなり初対面のコンベンションとかはちと苦手なんだけどね。
みかんすい コンベンションはそういう意味では難しいですね。 やっぱりコミュニケーションのゲームだから事前のすりあわせが上手くいかない環境ではきつくなりますね。
あまおち 話はもどって、その例に出てきた彼だけど、それは仲間内の話だろ?
みかんすい うーん、仲間内と言えばそうなんだけど、新メンバー加入直後の揉め事だから、すりあわせが上手くいってなかったんだと思います。
あまおち つまり衝突があってこそ友情は育まれると(笑)
みかんすい 河原で殴り合うんですね(笑)
あまおち 例えば、逆にむずかしくなるかもしれないけど、無口キャラを確立するとかね。アヤナミ系キャラ。
みかんすい それ、喋るキャラより、かえって難しいんじゃないですかね。そして最近は長門が人気ですよ(笑)
あまおち オレはキョン妹派だ(笑)
みかんすい まあ、「~~と言って顔を赤らめます」とか「~~と言いつつ○○します」とかそういう宣言が出来るTRPGでは上手くやれば出来ないことはない、カナ? ちなみに私は鶴屋さん派(笑)
あまおち あとまぁ、プレイヤーの自分っていうキャラを作りあげるのが一番楽ではあるんじゃないだろうか。オレが素でロールプレイすると、かなりヒースになるわけだが(笑)
みかんすい やってるウチに自然に出来てくるキャラってのもいますけどね。それだと、キャラの幅が出ないから慣れたら色々チャレンジして頂きたいですが。
あまおち 昔のライトノベルで『日帰りクエスト』っていう現代世界に生きる主人公があるきっかけでファンタジー世界に移動できるようになったらっていう内容の名作があるんだけど、あれみたいに、もし自分がファンタジーの世界に行ったらどう行動するのかと、ひとつ基準をたてたら、ロールプレイしやすいと思う。
みかんすい ああ、あったあった。スレイヤーズの陰に隠れてますけど(笑)
あまおち それは言ってはいけない(笑)
みかんすい ガープスでさ、自分を作ってみるとかどうですかね?
あまおち それはそれで、それだけでも楽しいかもしれんなぁ。
あまおち 最初のテーマにもどる話でもあるんだけど、「自分っていうキャラ」を確立したら、効率なんてかなぐり捨てて、その通りにロールプレイしてみるんだよ。仲間内なら効率通りじゃなくても許してくれるハズだから、後ろからライトニングとかしても(笑) そう一回貫いてみたら、ロールプレイの楽しさが分かるんじゃないだろうか。
みかんすい さっきも言ったとおり、ゲームの方もおろそかにしては本末転倒なので、ロールプレイ的な理由をつけつつ、ガチで闘えるように…言い方が良くないな、キャラがこうだから仕方がないって理由で、パーティーに不利益な行動ばかりを取るようにはならないで欲しいって言えばいいんでしょうか。キャラ的な理由をつけた上で、パーティに、仲間にきちんと貢献出来るように、ね。
あまおち あれやん、キャラも生きてるんだから、「生き残るためにはどうするか」というのは、常に考えているはずなんだよね。だから「死ぬまで変な行動をとる」というのも不自然だから、その辺もちゃんと考えると。
みかんすい そして、慣れたらそこからもう一歩ステップアップして貰いたいですね。
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あまおち というわけで、青森県八戸市のペンネーム「オレの嫁は長門」くん、これからも楽しいTRPGを目指してプレイしてくれたまえっ(きらーん
みかんすい あれ、そんなコーナーでしたっけ? そしてぶっちぎるような締め方を(笑)
あまおち 言い残したことがあるならどうぞ。
みかんすい じゃあ一言「長門はやるが、鶴屋さんはやらん」 以上です。
あまおち 以上か。
みかんすい 異常です。いや以上です。
あまおち ちゃんちゃかちゃらららちゃっちゃーん
みかんすい それじゃあ、また来週~ばいにー♪
あまおち ばいばいきーん


だいすからのお約束☆
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この対談は、あまおち総統とみかんすい先生の個人的な意見を語り合った対談です。よって、二人が言っているコトが必ず正しいと言っているわけではないですし、それを押しつけるわけでもありません。またAHCの公式見解でもあません。AHCにはすでに200人以上のメンバーがいますが、ひとりひとりがそれぞれのTRPGの楽しみ方というモノを持っていて、それをAHCという場で楽しんでいます。
そんな中において、ここはあまおち総統とみかんすい先生というふたりのTRPGプレイヤーが「よりTRPGを楽しむために」というコトをどのように追求するかという対談です。
皆さんはそれに対し共感したり反発したりしながらTRPGの楽しみをより深く感じていただければうれしいです。

第一回 あまおち&みかんすいトークショー への1件のコメント


  1. 面白い記事でした~
    秋になってまた新人さんラッシュみたいなので、こういうテーマもトキドキやって欲しいですね

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