第12回「キャプテンダイス」byグランドアゲームズ


なおぶ顔アイコン_小.jpgこんばんわ。なおぶです。神戸ゲームマーケットに参加して参りました。

昨年に引き続き、2回目だったのですが、昨年よりも明らかに多くの来場者でした。

確実にアナログゲームファンは増えて来ていますね!

このままどんどん成長していってもらいたいと思います。

アナログゲームは、情報技術の力で逆に分断されてしまう傾向にある人間同士の直接のつながりを取り戻し、人間性を回帰させる非常に有効なツールだと個人的には思ってます。

そして何より、老後の退屈を心配しなくても良くなる奥深く多様性のある趣味です。膨大な数の面白いゲームがあり、毎年生み出されていきます。一生遊ぶゲームが無くなる心配しなくても良さそうです。

私は、早く仕事から解放されて、好きな仲間とアナログゲーム三昧な日々を過ごせることを心待ちにしてます。
さて今回紹介するゲームは、そんな同じ場に集まって遊ぶというアナログゲーム特有の体験が出来る、少しスポーティなゲーム「キャプテンダイス」を紹介します。


本ゲームは、各プレイヤーが一斉に6つのダイスを振り、ダイスの目2つに対応した土地カードにダイスを置いて陣地を確保し、その陣地に攻撃カードを置いて、敵の確保した土地から敵軍を排除しつつ、自軍は排除されないようにし、財宝を獲得する海賊をテーマにしたゲームです。

ゲームは、サイコロタイム、ポジショニングタイム、バトルタイム、トレジャータイムと4つのパートに分かれています。

サイコロタイムでは、開始のベルを親プレイヤーが鳴らしたタイミングで一斉にサイコロを振ってスタート、全体で3つ以上の島にダイスが置かれた時点で、各プレイヤー好きなタイミングでベルを鳴らして、止めることが出来ます。タテ、ヨコ、ナナメで確保した島を結ぶ線に敵がいなかった場合には、線上の島から得られる財宝が全て得点になるため、どこにダイスを配置できるか?というのがゲームの一つの肝になります。

その後、ポジショニングタイムでは、攻撃カードを確保した島に配置することが出来るのですが、攻撃カードには、カードの種類毎に処理する順番が設定されており、ベルを鳴らしたプレイヤー(その時点から親プレイヤーになります)から、攻撃が解決されるため、親プレイヤーになるのが非常に有利になります。
そのため、有利な陣地を選んだり、複数の陣地を確保しようと、置く場所に迷ったり、サイコロの振り直しをしたりしていると、他のプレイヤーに先にベルを鳴らされて不利になるため、瞬時に判断しなければなりません。その慌ただしいゲーム性は、スポーツの様に楽しめます

また、配置後は、各プレイヤーの持っている攻撃カードから何を使ってくるか推理しつつ、自らの攻撃カードを置いていくのですが、前半強いカードを使いすぎると後半つらくなるというジレンマがあります。そのため、他のプレイヤーの動向を伺い、推理しながら使用していく必要があります。

では、プレイヤーとして面白い所をまとめます。

・ベルを鳴らして、一斉にサイコロを振り、出目を見て慌ただしく配置していくのがとても盛り上がる。

・ベルを先に押されて、全然置けていない時のうわーっ、というやられた感。先に押して、うわーっ、とされるしてやった感が楽しい。

・本当は、線でつながるカードに置きたいが、上手く出目が出ないので、とりあえず目についた所から置かざるを得ないことが多いが、上手く置けたときに嬉しい。

・確保した島に攻撃カードを配置する際の駆け引きが悩ましい。先行手番からの処理で有利になるため、ブラフかましてカードを温存したりといったことが出来る。

・前半に良い攻撃カードを使いすぎると、後半苦しくなるため、攻撃カードの配置にジレンマがあり、悩ましい。

・最後、攻撃カードの結果を開けていき、やっぱりそう来たか!うわっ、騙された!といった結果確認で盛り上がる。

と、り上がり、静かに考え、そして盛り上がるという感情の起伏を複合的に楽しめる一粒でいくつもの味を楽しめるゲームになっています。

次にデザイナーとして感心した所をまとめます。
・私が取り上げるゲームで褒めないことがないポイントではあるが、本作品も、アートワークカッコいい。海賊って漢のロマンでしょ?

・反射神経を使ってスポーティに遊べるアナログゲームというのは、ほとんどないので、オリジナリティが高い。

・前作のイーウォーズと同じゲーム性だが、テーマとして海賊を選び、陣取り、宝を獲得するという、得点獲得とより整合性が取れている。

・わーっとサイコロを振り、チーンという音とやられたリアクションで、外から見ていてとても面白そうに見える。やってみたいと思わせる仕掛けづくり。

・デジタルゲームでは、絶対に味わえない、目と手を物理的に駆使するゲーム性がある。

・1ゲーム15分とそれほど時間がかからず、負けた時にスポーツ的な悔しさがあり、もう一回!と思えるリプレイ性がある。

反射神経を競い、身体を動かすので、ダウンタイムの多い重ゲーでちょっと眠くなってしまったが、もうちょっと遊ぶためにテンション上げたい時、目がばっちり覚めるゲームとして重宝します!

ということで、一度是非ともお試し下さい!

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