第4回「毒の王冠」byAHC(日陰)

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なおぶ顔アイコン_小.jpgどうも、なおぶ@AHCです。なんと今週も更新。いよいよ明後日は神戸ゲームマーケットです。
G03で出展しますので、いらっしゃる方は是非ともお立ち寄り下さいね!
販売物の取り置きもしておりますので、一度ゲムマ内のブログも見てくださいね。
さて、今回は自サークル作品を紹介する番なので「毒の王冠」のレビューをします。
デザイナーは、AHCの悪いおっさんこと、ショゴスおじさんこと日陰さん。
クトゥルフのビジュアルノベル風リプレイとかシナリオとかも出しているので、興味がある人は視聴してあげて下さい。
さて、まずは本ゲームの世界観ですが、あまおち総統力作のPVがありますので、参考にしてもらえると雰囲気掴めます。
カードゲーム『毒の王冠』プロモーションビデオ
どうです?おどろおどろしい世界観でしょう?
簡単に言うと王様が死にそうになったので、継承者候補達がお互いに毒を盛って殺し合い、新しい王様を目指すゲームです。
と、AHCの悪いおっさんの嫌らしい人格が発露した嫌らしい設定ですねー(笑)
王様はライフが6あり、候補者のライフが5なので、死にそうだという王様が実は一番元気な所から始まるのですが、そこは突っ込んではいけません(笑)
どうしても気になる方は、それまでエクスカリバーの鞘を持っていて不死身だった英雄の王様が、鞘が盗まれて殺せるようになったので壮絶な跡目争いが始まったとでも解釈して下さい。
その鞘を盗んだ犯人は「不死者」でしょうね、きっと。おぉ、ゲーム背景に新解釈が生まれましたが、おっさんどうですか?
まぁそれはさておき、毒の王冠をプレイして味わえる面白いところを語りましょうか。
・「毒を誰に盛るのか選ぶ」という単純な行為だが悩ましい。単純に一番殺したい者を選ぶと報復が怖いし、継承権関係なく勝てる王子だと早く王様に毒を盛りたいが、バレそうなので控え目にするかどうかを考えたり、色々と悩みます。
・ライフを減らしたいプレイヤーに票が集まるムードを、会話を通じてつくっていくというコミュニケーション要素も楽しめる。
・直接毒を盛ったり、誘導で思惑通りに他プレイヤーのライフが減ると、暗い欲望が満たされる。
・報復も投票していない時にブラフをかまして誘ったりが楽しい。
・自分に毒が盛られた時の報復するかどうか?誰に報復するか決定するのも悩ましい。リスクは犯したくないが、犯さないと勝利が掴みにくい。
・報復成功時に、ライフを減らすか継承権を奪うかも悩ましい。継承権が上がると毒を盛られやすくなる。
・能力に応じていつ自分の正体を公開すべきなのか?が悩ましい。
・勝利条件の異なるキャラクターがいるため、単純な思考プロセスでは最適解が出ないので、その推理と判断が楽しい。

と、<誰に毒を盛るか?><毒を盛られた場合に報復をするか?><する場合は誰に報復するか?><自分の正体をいつのタイミングで明かすか?>4つしかプレイヤーの行動選択がないにも関わらず、
ゲームの楽しさの基本要素である選択の悩ましさとフラストレーションとカタルシスを存分に得られるばかりか、ブラフや思考誘導の出来るコミュニケーションゲームとしても楽しめます。
デザイナー視点で優れているところを挙げます。、
・シンプルなゲーム性の中に状況に応じた葛藤が盛り込まれている。
・異なる勝利条件のキャラクターが混じるために、同じ戦術では勝てず、状況に応じた戦術をとる必要があり、ゲーム性の幅を広げている。
・使わないキャラクターカードをイベントカードに使用することにより、無駄のないカードの使い方となっている。
・加えて使用されていないカードの情報が公開されるため、他プレイヤーの持つカードを推測し、自らの勝利に向けて戦術を練り直すといった遊びの幅が広がっている。
・使用されるキャラクターカードの変化や配布するキャラクターカードによって考える要素が変わるため、飽きずに何度も遊びたくなる。

AHCのデザイナーとしては正直悔しくもあるのですが、とても素晴らしいゲームに仕上がっています。
とはいえ、実は「毒の王冠」は、私も原型を試遊するところから関わっており、私の意見やアイディアも盛り込まれていますので、若干手前味噌な所もあります(笑)
そこでAHCの宣伝になっちゃいますが、荒削りのゲームを試遊して、あーでもない、こーでもないといったプレイヤーとしての意見や解決のための新しいアイディアを出し合ったり出来るのは、インディーズゲームデザイナーにとってとても価値がありますね。
私のデザインした「犯人はこの中にいる!」も、その過程でギミックやルールを加えたり、バランスを整えたりしています。
もちろん、最後はデザイナーのバランスやアイディアに一任となるので、「毒の王冠」が面白いゲームに仕上がったのは、間違いなくデザイナーの日陰さんの手腕です。
何か面白そうなゲームを思いついたので、形にしたいという未来のゲームデザイナーや、このゲーム創ってみたけど微妙なので、もう一段面白くしたいので一緒に考えて欲しいといったニーズのある方は、気軽にAHCにお問い合わせ下さい。
おっと、サークルの宣伝をしすぎました。
とにかく「毒の王冠」自信をもって面白いと言えるゲームです。「お前、俺にばっかり毒を盛りやがって!」と友人関係を壊さない程度に、是非楽しんでください(笑)
 

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