今日は一部の界隈を騒がしている、アークライトが送ってきたアンケートについて書いてみたいと思う。
すなわち、「すわ、ゲムマ2日間開催か!?」という話だ。
まぁゲームマーケットを主催しているアークライトがサークル向けに「もし 2日開催となった場合、どの日程で出展したいですか?」というアンケートを送ってきたわけだが、さてどうしようかね。
少なくともゲムマが2日間開催になって確実に起きる事は、「初日か2日目か、どちらかにしか行かない参加者が出てくる」という点だ。
これは確実に言える。
全ての参加者が揃って両日参加するなんて考えられないのであり、もちろんそういう人も数多くいるとは思うが、それでも確実にどちらかしか参加しない、もしくは参加できないという人はいるだろう。
もっと言えば、いままでは日曜だから参加できなかったけど、もし土曜に開催されるならぜひ行きたいと思っている人も、それなりにいると思われる。
となれば、つまり一日しかサークル参加しなかった場合、「ゲムマには参加したけどAHCのブースは見なかった、見る機会すらなかった」という人が出てきてしまうわけになる。
これはいかん。
様々な事情でAHCブームまでたどり着けなかったのであればまだしも、「そもそもたどり着く可能性すらない」という状態は、大変な機会損失だと言えるだろう。
なにごとも、結果だけを見るのではなく、可能性を広げることによって結果をより良くするという考え方でなければ発展しないのではないだろうか。
だから結果としては「意地でも2日間出る」という結論を出さざるを得ない。
もちろん出店料は高くなるだろう。
致し方ない。
会場費があるんだから、一日だけの出店料並みに抑えろとはさすがに言えない。
ここは涙をのんで、可能性に対して投資をしなければならないと思っている。
また一般参加者側から見た場合で言えば、2日間に分散されるのだから、簡単に「一日あたりで見て回れるサークル数が増える」というメリットが生まれる。
となれば、つまりさっき書いた「様々な事情でAHCブームまでたどり着けなかった」という人が、時間的余裕のおかげでたどり着くようになる可能性だってある。
そして売り手のオレらも、なんとか他のサークルを見て回る余裕も出来るかもしれない。
つまりは、自分の都合で2日間のうちどちらかでも参加できるし、時間的余裕も生まれるし、基本的には2日間開催はメリットの方が大きいのではないだろうか。
もちろん危惧すべき点もある。
一日しか出れないサークルの分散のデメリットや、ますますの二極化などだ。
ただ、現状これ以上のサークル数の拡張は、一日開催では不可能になってきているのであれば、ある程度は我慢も必要なのかもしれない。
2日間開催して、オレらはなんとか歯を食いしばって2日間とも出展しつつ、これまで難しくなってきた買い手としてブースを回るという楽しみをもう一度謳歌するチャンスだと捉えるのが適当なのではないだろうか。
ただしこの1点だけは言っておきたい。
TRPGジャンルにおいては、おそらくデメリットしかない。
なぜなら、もともと数が少ないからだ。
ただでさえ埋もれているジャンルが、ますます埋もれてしまうことだろう。
だからAHCが二日とも出展するにしても、TRPGの方はどうするかは、今後検討課題だと思う。
出店料も馬鹿にならないからね。
この点、他のゲームマーケットでTRPGを出しているサークルさんの意見も聞いてみたいところだ。
コメントを残す