あまおち総統である。
 今年もJGCに参加してきたので、その感想を書こうと思う。
 
 あ、みなさん、どうもお世話になりました(笑)
 
 
■初日
 
 AHC恒例、JGCが始まる前に関内の二郎にいって鋭気(ニンニク)を補給しようの会開催。
 でもこれ、10時20分に関内駅集合というけっこう大変なスケジュールのため、今年はオレは不参加。
 いつもは行ってるんだけど、木曜いろいろと忙しかったのよね。
 というわけで、11時半ぐらいに関内に付き、そこで合流したメンバーとコーヒーを飲みつつ二郎組を待つ。
 
 でも関内二郎っておいしいんだよね。
 
 12時ぐらい、満足げな顔をした面々が戻ってきたのでいったん合流して、すぐにカラオケ組と麻雀組に分かれる。
 オレはカラオケがあまり得意ではないのでいつも麻雀組。
 というか麻雀も非電源ゲームである!
 
 麻雀組は5人だったので、オレはスタンド化して、むしろ本体乗っ取りプレイとかした後、今年は早めにJGC会場に向かうことにする。
 雀荘の店員さんに荷物の多さの理由を聞かれたので、「ボードゲームのイベントに行くのさ」とさわやかに答えたら、「麻雀が一番面白いボードゲームです」とさわやかに答えてくれた。
 さすが分かってる。
 ちょっと濡れた(主に負けたための冷や汗的な意味で)。
 
 


 
 
 4時前にチェックイン。
 とりあえず荷物を部屋に置いて、開会式前から開いてる物販ブースに突撃。
 オレはいつも物販部屋入り口辺りで店を開いているアクセサリー店が大好きで、いつもいつも結構な額を使って買っているのだが、なんと今年はその店がない。
 ショック!
 あまおちショーック!
 気を取り直して、いつもお世話になってるサンセットゲームズのこかど店長のところにいく。
 メンバー一同10人ほどで一気に行くので、まだ開会式前なのになぜかサンセットの前だけ人だかり。
 そしてイナゴのようにサイコロを買いまくる(笑)
 また、格好いいダイスカップも人気だった。
 
 その後、ウィザードリィの名刺ケースとか、アクセサリー屋さんも別の場所で発見して懐中時計を買ったりして……
 
あまおち「2つで3000円。でも1つでいいんだけど」
店員「じゃあ買った後に1つは他の人に売りなさいよ」
あまおち「それだ(゚∀゚)」
 
 買ったりして、いろいろと時間が経つ。
 なんかやり手な店員がいたぞ(笑)
 
 もともと開会式には出ないつもりだったが、開会式後に初日夜の公式セッション会のチケット取りがあるので、開会式式場にGOGO。
 狙うはカードランカー!
 今回サイコロ・フィクションの新作としてJGC先行発売するという注目作だ。
 特にオレはこの前のコミケで「サイコロ・フィクション五竜亭」という同人ルールを発表した(完売状態です!)こともあって、一方的にライバル視している(大変に失礼な発言)カードランカーは是非ともやってみたかったのである。
 
 というわけで、並んで、番号札もらって、待機。
 あ、いつものくじ運悪い人から舌打ちされるスタッフだ。
 毎年楽しそうだなぁこの人(笑)
 
 「では始めまーす。17番…25番…41番…………カードランカーなくなりましたー」
 チッッッッッッッ!!!
 
 というわけで、見るも無惨に戦略的撤退。
 初日の夜はフリースペースで遊ぶことがここに決定したのであった。
 
 その後、駅前の大戸屋にAHCメンバー達とメシを食いに行く。
 JGC参加者と思われる人たちもチラホラ店内にはいて、いつもより客が多かったのか、店員さんは完全にテンパってた。
 なんでこの時間にこんなに客が来るんだろうみたいな感じ。
 来年もよろしくね(笑)
 
 ちょっといい気分になって(謎)JGC会場に戻ってきた。
 そしてやるはこのゲームッ!
 
 桃太郎電鉄ボードゲーム 大どんでん返しの巻
 
 箱を立ててつくえに置いてたら、通りすがる人がガン見するする(笑)
 「こんなの出てたんですねぇ」とか「昔のヤツですか?」とか聞いてくる人がけっこういたけど、これつい最近出た新作なのよね。
 オレなんてほぼ発売日に買ったぜ?(笑)
 
 一度テストプレイした後に3年プレイをする。
 ルールが原作とけっこう違う(目的地以外の駅に止まっても物件は買えない)等に多少手間取ったけど、結局はボンビーをいかに避けるかがターニングポイントとなるという原作通りの展開となって見事にオレは土地も現金も消え失せて最下位。
 おろろーん。
 
 でも結構時間かかった。
 3年プレイで2時間ぐらいだったかな。
 なんか一部ではバランスが悪いとか言われているらしいけど、そんなの原作だって浮き沈みが激しすぎるゲームだから、まぁいわゆるこっち系のゲームじゃないよね。
 わいわいするだけが目的のパーティーゲーム系である。
 まぁでも面白いよ。
 そんなに高くないし、十分それだけの価値はあったとあまおち印を押しておこう。
 
 その後、オレが持ってきたもう1つのゲーム、パンデミックをやる。
 やるというか、やりたいという人が4人いたので、4人までゲームのためにオレはインスト役に徹する。
 このゲームを簡単に言えば、世界に大発生した感染病を世界を飛び回ってなんとかするゲームで、プレイヤー間で勝ち負けを決めるゲームではなく、全員が協力するゲームである。
 これは実に面白い。
 かなり先のことまで考えないとあっさりと大感染して世界が滅亡してしまう、しかもそれはある程度プレイヤーが予測可能なルールになっている点が大変に優秀なゲームであって、とても面白い。
 ただし他のプレイヤーに口出ししたくなる、場面によってはしなければならなくなるんだが、ある程度自重してね、言われるがままはつまんないからねっていうゲームなわけだ。
 そして大変に難しい。
 初見ではほぼ負けるゲームである。
 しかもそれが一番簡単なモードでだ。
 
 例に漏れず負けたプレイヤー側だが、すぐにリベンジコールが起こり、いやこれ、本当に面白いから続けたくなるんだよね、しかし1人は時間の都合で離脱したので、今度はオレもプレイヤーとして入り、泣きの2回目のプレイ。
 今度はさっきよりも上手く立ち回り、まぁそれでもけっこう追い詰められたけど、いい感じで世界に平和をもたらしたのでした。
 よかったよかった。
 
 実はこのパンデミックには拡張版が出ていて、オレも買って持ってきてはいたんだが、この後パンデミックをやる機会がなく、せっかく買ったのにできませんでしたーというオチがついてしまったガッデム。
 まぁその分他のゲームをしていたってことでもあるんだが、ここで時間は11時前、本日2回目のチケ取りターイムとなる。
 明日の朝の公式セッション会のプラチナチケット争奪戦である。
 もちろん狙うはカードランカー。
 オレがやらずして誰がやると。
 
 「では明日の分の抽選を始めまーす。3番…57番…11番…………カードランカーなくなりましたー」
 チッッッッッッッ!!!
 
 さてと明日どうしようかな。
 んーと、ここは明日の昼にいっちょ「サイコロ・フィクション五竜亭」をフリー卓でプレイヤー募集してみようかな。
 どれだけ集まるか分からないけど、一回全然身内とは関係ない人間にプレイしてもらって、反応見てみたいっていうのもあるし。
 
 …………よしやってみるか。
 
 申し込みしよう。
 募集人数は……まぁ5人って書いとこう、3人でも十分やれるルールだしな。
 じゃあシナリオ考えるか、キャラクターシートは念のためと思って印刷してきたしな。
 ルールブックも、某事情で家にあるだけ持ってきたしな。
 これが無くなったらオレの分まで無くなっちゃうぜ。
 
 ではここをこうやって、んーと、まぁ細かいところは別にいいや。
 どうせ適当にしか決めなくてもプレイできるルールだし。
 なんだこれ、オレ向きなルールだなぁ(笑)
 
 まぁなんだ、この時点でもう2時過ぎてるから、よし寝よう。
 なんだか妙に目が冴えてるが一応寝よう。
 寝れるときには寝ておく、それがジャスティス。
 
 というわけで、怒濤の初日はこれで幕を下ろしたのでした。
 
 
(2日目につづく)