TRPGをしていたら一度は必ず罹ると言われている「オリジナルルール作りたい病」だが、中には最後まで頑張って完成させる人もいる。
 オレもこの病気に罹ってうん十年(笑)
 実は過去に2冊ほどオリジナルルールは出したことある(黒歴史)んだが、今回は本当に胸を張っていいルールが出来たと誇れるものを同人誌として出すことができた。
 
 サイコロ・フィクション五竜亭
 


 
 まぁ内容の方はリンク先を見てもらうとして、ところでなんだが、コミケに行けばオリジナルルールの本が数多く出されているんだけれども、他の人ってどれぐらいテストプレイするのかなって気になった。
 今回このSF五竜亭を作るに当たっては、当初の構想からはかなりルール部分の変更をしてきた。
 それはテストプレイした中で、ここは分かりづらい、ここは蛇足だ、ここはこうした方がもっとよいと指摘されたり、自分で思ったからである。
 毎回頭の中で作ったルールが最高だと思っていたけど、実際やったら想定外の部分がたくさんでてきて、ああテストプレイって大切だなと何度も思って来た。
 下手をすれば、ルールデザインで一番大切なのがテストプレイじゃないかなと思ったぐらいだ。
 
 で、こうなると気になるが、他の人たちはどれぐらいテストプレイしているのかなってとこだ。
 一番気になるのがやっぱりプロかな。
 プロのルールって、発売するまでに何回ぐらいテストプレイしているのかなぁと。
 
 だってさ、テストプレイは大切なんだけど、どこまで突き詰めればいいのかっていうのは難しい話で、時間的な問題もあるし、なによりテストプレイヤーも飽きるときたもんだ(笑)
 今回オレは、テストプレイを通しでやって、うん、とりあえず問題は無いかな、スムーズにセッション出来たねっていう段階が来るまでテストプレイしてみた。
 でもプロってどういう段階に至るまでテストプレイってするのかなぁ。
 コンピューターゲームでもデバックは本当に大変で必要な作業だけど、TRPGでも同じだよね。
 
 だからプロってどの程度の感触までテストプレイするのだろうか、気になった。
 ぜひ聞いてみたいところだ。