◆プレイ人数 4~5人用 ◆プレイ時間 約20分
◆頒布価格 1300円
◆カード枚数 40枚
◆カードサイズ 63×89mm(一般カードサイズ)
◆ルールデザイン:日陰 ◆パッケージデザイン:あまおち総統

余命幾ばくも無い国王の最後の通達。

 「全ての王の血筋の者に、王位継承権を渡す」

この通達に国中に存在した「王の隠し子」達が
自分こそが王に相応しいと名乗りを上げた。
暗殺と知略の渦巻く、世界で最も醜い戦いが幕を開ける。


★委託販売情報

イエローサブマリン各店とイエローサブマリン通販で委託販売中。
数に限りがございますので、お早めにどうぞ!


◆プレイング概要

プレイヤーは「王位継承権」(以下、継承権)を持つ「王位継承者候補」(以下、候補者)です。
国王が死んだ時、最も継承権の多いプレイヤーが勝利者となります

候補者がやる事は一つ。
「誰を毒殺するか投票をする」

候補者同士で投票を行い、他の候補者か、国王に投票。
最も多く投票された候補者と、一票でも票を受けた国王に毒が盛られ、ライフを1つ失う事になります。
毒を盛られた候補者が一人だった場合、「報復」する権利が与えられます。
自分に投票した候補者を当てることで、その候補者のライフを1つ減らすか、継承権を1つ奪い取る事が出来ます。

ただし予測を外した場合、今度は自身が反撃を受ける事になります

ある時は殺意がバレないように、また別のタイミングでは殺意があるように騙しながら、ライフと継承権を奪い取っていくゲームです。

候補者(プレイヤー)同士の投票によって
毒を盛る相手を決定。
候補者には最多得票者に、
国王には一票でも入れば、
それぞれ毒を盛られることに。毒を盛られるとライフが-1。
毒を盛られた候補者は
自分に投票した相手を言い当てて
報復することが可能。
言い当てたら、相手のライフを削るか、
王位継承権を奪い取ることができる。しかし言い当てに失敗すると
濡れ衣を着せられた相手から
逆に報復を受けてしまう。
候補者はそれぞれ独自の能力を保有。
自らの正体を明かす(カードをオープン)
ことで、能力を発動させる。
中には王位継承権に関わらず
生き残るだけで勝利者になる候補者も
存在する! 
使用しない候補者の正体カードは
イベントカードとして使用。
国王のライフが5・3・1の時
未使用正体カードが1枚オープン。これにより今回王位継承レースに
参加していない候補者が判明!同時に予期せぬイベントも発生。
局面が一転することも!?
候補者は誰に毒を盛るのかを考え、
国王はどのタイミングで死ぬのか予想し、
そしていつ自らの正体を明かすかを
決めなければならない。
しかし報復や3回のイベント、
そして相手の正体の公開によって
その計算は崩れていく。この戦いに勝利し王位を簒奪して
全てを手に入れるためには、
いかに早い段階で相手の正体を予測し、
国王の死期をコントロールして、
勝利条件を満たすかにかかっている! 

◆プレイングマニュアル公開!

ゲームに同封されているプレイングマニュアルを公開します。
どんなゲームか理解の一助になれば幸いです。


◆毒の王冠Q&A

Q1.「正体カード」の○○が強い
A1.このご質問、多くの方から、色々なカードの名前でいただくご質問ですが、我々はテストプレイをはじめとして体験会などでもかなりのプレイ数をこなしている中で感じることは、とりわけて特別強いと感じるカードはありません、ということです。
このゲームは、つまりはその候補者カードの「勝ちパターン」にいかにハメていくのかっていう点が大きな要素になりますので、どのカードも「ハマれば強い」「強いときは強い」です。
ライバルの候補者は誰なのかを嘘とハッタリとちょっとした真実を混ぜ入れた口八丁で探り、どういう流れを作れば自分のカードが勝ちパータンにハマるかを、ぜひたくさんプレイして探ってみてください。

Q2.「男装の姫君」が弱い
A2.我々はテストプレイをはじめとして体験会などでもかなりのプレイ数をこなしていますが、これについては我々も、なかなか否定しづらいという統一見解を持っています(笑)
ただし、決して勝てないわけではありません。「男装の姫君」の特性を活かした場のコントロールがうまくいけば、はやい段階から勝ちパターンに持って行くことは可能です。
我々は何度も「姫君」が勝利した場面を見ていますし、体験会で初めてプレイする人が「姫君」で勝利したこともあります。ぜひ「姫君だから勝つ」という難易度高めゲームにもチャレンジしてみてください。
なお、オープンにしなければ、全員を殺す必要はありませんので、伏せたままで勝利することは可能です。

Q3.「男装の姫君」と「不死者」が同時にオープンにすると、「姫君」が詰む
A3.そうですね(笑)
いや、まぁそれはそういう相性の問題というところですが、ただし「不死者」はあくまでライフが減らないだけで、継承権は減らすことができますので、いわゆる詰み状態ではありません。

Q4.「墓荒らし」の効果は、イベントでオープンされたカードも対象にできる?
A4.対象となります。
ルールにも「◆公開されたイベントカード:以降「追放された正体カード」として扱われる」とありますので、「墓荒らし」の効果範囲内となります。
ただし、ゲーム開始前にイベントカードとして使われないとされた正体カードは「ゲームから除外」ですので、「墓荒らし」の対象範囲外となります。