前回は、サンプルキャラクター「バイパー」こと石林有を使ってショットガン「ペネリ M4590 M1014」で射撃判定をさせてみました。スキルを持っていなかった+視界不慮と遮蔽でかなりのペナルティを受けました……。ショットガンは特殊弾を使わない限りは至近距離でぶっ放すしかないことがよくわかりました。
昨日は、AHCメンバーにお願いしてこれまで読み込んだ内容をおさらいしていました。サンプルキャラクター「ブリッツ」ことリチャードに、ハンドガン「H&K Mk.23 SOCOMピストル」とライフル「M4カービン」で射撃判定を行ってもらいました。データを確認しながら行ってみたのですが、そこで今回も気になる点が。リチャードが装備している「M4カービン」にはダッドサイトとスコープの両方が銃器Modとして付いていました。データ上は両方の効果が適用されている……。
これ、どうなの?
スコープの上にドットサイトが付いている代物があるようなので、まさかそれを再現している? でも、それなら専用のModを新たに置くべきでは?
なお、ルールの注釈には「レーザーサイト・ダットサイト・スコープの効果は重複しません。複数取り付けることはできますが、どれか1つの効果しか得られません」とあります(ルールブックから要約)。ということは「射程修正が重複していないから両方の効果が適用できる」ではなく、「ダットサイトまたはスコープどちらかの効果だけが利用できる」という解釈ではないでしょうか?
※ ご指摘は大歓迎。
格闘ルール
では、射撃場で色々と悩んでしまったので気分転換に石林は運動場へ出てきました。教官に呼び止められて格闘戦のおさらいをすることになります。
石林は〈格闘〉スキルを所持していないため、格闘系の数値のみで対応します。
相手は、訓練兵Aで攻撃回数は射撃と違って1回のみとなります。他の状況としては
- 視界は良好
- 遮蔽は取られていない
- 相手は小刻みに動き回っている
ペナルティは特になさそうなので、ロールを試みます。
- 1回目|「成功判定」:61(失敗)
やはり、スキルの内なまくらな拳では上手く当てられませんでした。その後に訓練兵Aは攻撃を仕掛けて来るが、訓練兵の攻撃は命中のようです。。
回避ルール/カウンター攻撃
射撃には回避する概念が無いが、格闘ルールには回避ルールが存在します。ただ、回避行動を行うと次の自分の手番まで他の行動をすることができませんが、[回避行動]は何度も宣言できます(回避専念状態)。
カウンター攻撃は必ず-20%のペナルティを受けて行います。無事に成功すればカウンターを仕掛けた側がダメージを与えることができます。ここで不思議に思ったのが、カウンター攻撃は行動済みにならないのでしょうか?? ルールブックのサンプルでは「回避」は行動ができなくなる……という理由でダメージをあえて受けるを選択していました。カウンターは判定に-20%。
あえてダメージをうけて、次の自分の判定でチャンスを掴むというのが常套手段なのかもしれません。
さて、石林はあえてカウンター攻撃を宣言します。避けるより殴る派な人なんですね。
51%に-20%の修正が付いて、かなり成功の目が低くなってしまいました。
それでもロールです。
- 1回目|「成功判定」:22(成功)→「達成値判定」:4+0(【貫通力】:格闘レベル+貫通値)=8
どうにか命中しましたが、貫通判定では相手の装甲値を無視するにはさっぱり値が足りません。
格闘攻撃におけるダメージの算出は、素の命中率によってダメージが変動します。
ただ、それは〈格闘〉を持っているキャラクターだけの話なのでスキルがなければ命中率がある程度あっても武器カードのデフォルトである1D6だけなのだと思います。そんなわけで訓練兵Aに4点のダメージを与えます。
恐らく詳細なスキルを使わずに格闘をすることを想定されていないのだと思います。まぁ、プレイヤーはプロフェッショナルな傭兵でしょうからね、どんな射程であれ自分の得意分野で戦うように工夫するのかもしれません。
一つ一つの判定項目やデータなど、本当に悩ませられるガンドッグ・リヴァイズド(笑)
ロール&ロールの特集号かリヴァイズドのリプレイを買った方が良いと思い始めました。
(この間、初期のガンドッグルルブを見せて頂ける機会があったのですが……こっちの方が理解しやすかったのが正直な感想……)
と、とりあえず
- ロール&ロール Vol.146
- ガンドッグ・リヴァイズド リプレイ 雪風水滸伝 死闘篇 (Role&Roll Books)
を購入してみようかと。って、これガンドッグのリプレイだったのか!? 表紙は見かけた事あるような気がするけど、気付きませんでした。Amazonの紹介ではチュートリアル戦闘も収録されているようなので、ここまで抱いた疑問点なども解けると期待したいところです。
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