クリエイティブAHCの
正体隠匿系ゲームは凄いらしい。
正体隠匿系のゴールデンコンビが再び!
ゲームデザイン:あまおち総統
イラストレーター:アオガチョウ(@aogachou)
プレイ人数:4~7人
所要時間:約30分
適正年齢:14歳~
通販はじめました!
BOOTH
https://ahc.booth.pm/items/5331701
ボドゲーマ
https://bodoge.hoobby.net/market/items/6152
雪が深く積もる他人を避けるかように存在する、ある村。
その狭い村であるにも関わらず、いや狭い村だからこそ、
常にこの村の住人は主導権争いを繰り返してきた。
そこにあるのは疑心暗鬼。
その果てに人成らざる物の怪までをも利用するモノが現れた。
九つの尾を持つ狐の力を利用し自らの権勢を奮い、
しかし表では知らぬ顔で村に暮らす。
そしてそれを自らの力にせんと謀るモノも、その村には潜んでいる。
永い年月をかけ、人の想いは
降り積もる深雪のように、幾層にも重なり合う。
他人を避けるかのように存在する村に、またいつもの冬がやってくる。
エラッタのお知らせ
マニュアルのエラッタがありましたことをご報告申し上げます。裏面左下の、得点計算の例の部分になります。
正)[裏の顔]が【山姥】なら-2点+3点で計1点。
誤)[裏の顔]が【山姥】なら-2点+2点で計0点。
となります。解説しますと
◆自分が村八分にされた時
表の顔:【陰陽師】(九尾を当てられない場合)
裏の顔:【山姥】
であれば、[村八分で]-1点、【陰陽師】で-1点、【山姥】の得点(村八分されたので)が3点になるので、合計1点。
となります。
間違いがあったのは例示の部分であり、ルール部分には間違いはございません。ここに訂正をし、お詫び申し上げます。
修正したマニュアルを下記にアップロードしています。
ぜひダウンロードしてお使いください。
どんなゲームか
役職は
【九尾の狐】【陰陽師】【修験者】【山姥】【狂人】【雪女】【村人】
の7種。
このうち手札にくるのは2枚。その中で1枚を公開、1枚を公開して議論。
【九尾の狐】は必ず非公開であり、隠れた【九尾の狐】を、投票によって公開させる(これを「村八分」と呼ぶ)ことを目的とする。
しかし全ての者が【九尾の狐】を村八分にしたいわけではないし、村八分にされた【九尾の狐】も次の年には別の者を依り代とし、狐の力を利用しようとする。
毎ラウンド手札のうち1枚を非公開で捨て、シャッフルして配布しなおす。
そしてまた1枚を公開、1枚を非公開にし、誰を村八分にするのかの議論を行う。
この村に渦巻くのはただ疑心暗鬼のみなのだ。
ルールのポイント
◆どの役職が「村八分」にされたかで、各役職の得点が決まる。
例)【陰陽師】は、【九尾の狐】が村八分で2点。
【九尾の狐】は、自分が村八分にされなければ3点。
◆得点は公開非公開の両方ともの点を得る。
例)【村人】は、【九尾の狐】が村八分で1点だが、公開非公開2枚とも【村人】の場合は合計2点。
◆得点時、カードの1枚は非公開のままで得点を得るが、点数は必ずウソ無く宣言する。
【九尾の狐】が村八分されなかった場合、必ず誰かが3点以上を宣言するだろう。他に3点以上を宣言した者がいなければ…。
◆手札は1枚だけを非公開で再配布
非公開カードはそのまま非公開で、手札2枚のうち1枚を破棄。破棄されたカードを非公開でシャッフルし、再配布する。そして手札2枚のうち1枚を公開して議論スタート。
宣言した得点によって誰が何を持っていたのか推測できるので、その役職はいまどこにあるのか、果たして本当に捨てたのか、捨てたフリして実は持っているのではないか、色々想像して議論をし、そして誰を村八分にするかを決めていこう。
◆7点先取
これを繰り返し、最初に7点を得た者が勝者となる。
キャラクター紹介
【九尾の狐】
元々の住人ではなく、村の誰かが呼び出した人外。その大きな力は深雪の村を支配することなど造作でもないが、力を使うためには村の裏に闇に潜まなければならない。
【陰陽師】
九尾の狐を封印するため旅をし、そしてこの深雪の村にたどり着いた。
その目は人の裏の顔まで白日の下に晒すという。
【猟師】
深雪の村の猟師。村の住人だが九尾の狐よりも以前逢った【雪女】を追い求める日々を送る。
【山姥】
実は昔から深雪の村に住んでいる老婆。若い娘を喰らって長い時を生き続けている。
【狂人】
深雪の村の住人だが、閉鎖的で鬱屈しているこの村を恨み、いっそのこと滅んだ方がよいと考えている。
【雪女】
深雪の村に住む娘。その正体は雪女だが、静かに暮らすのが望み。少しでも疑われないようひっそりと佇む。
【村人】
人外の存在を許すなと声高に叫ぶ村人。しかしその裏では我こそが村の支配を握らんと、あらゆる手段も躊躇無く使う。それが九尾の狐の力だろうと。
ルールを簡単に紹介
- 2枚の手札を1枚だけ公開。
- 議論で【九尾の狐】を探し、1人を「村八分」(公開)にする。
- 「村八分」を含めた非公開カードはそのままに、1人ずつカードの記述に従い点を得る。この際、必ず合計点を宣言すること。
※例えば【村人】は「【九尾の狐】が村八分されたら1点」という得点条件になっている。 - 手札2枚の内1枚をシャッフルして再配布。
- 7点先取で勝利。
ポイントは3です。
次のラウンドでの議論では
- 誰が何点を得たのかによって、前回保有していたカードは何なのか。
- そのカードは果たして本当に捨てたのか。
- 議論中に使用できる能力も使える。
これらを元に、自分が持っているカードが得点しやすいよう誘導し、先に7点を得るというゲームです。