◆プレイ人数 3~8人用 ◆プレイ時間 約20分
◆対象年齢 9歳~
◆ルールデザイン:松尾直樹

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タイトルやデザインは一見推理系ゲームっぽいですが、最近推理系ゲームが流行り過ぎている気がしてまして、そのアンチテーゼとしてデザインしたゲームです(推理系ゲームはもちろん、大好物なんですけど!)。
なので、犯人を押しつけ合うゲーム性推理小説のストーリー展開をイメージしたゲームです。

各プレイヤーには、国籍、性別、体格の3つの特徴を持ったキャラクターカードが割り当てられます。
イベントカード、探偵カード、トリックカード、様々なストーリーカードを駆使しながら、犯人の特徴を決めていき、他のプレイヤーのキャラクターが犯人になるように陥れていきます。
自分は【日本人】【男性】【小柄】なので真反対の特徴が犯人だと言い張ろうと思っていたのに、他のプレイヤーの陰謀によって、いつの間にか自分が犯人の特徴と一致してる!?
自分とは違う特徴の犯人像を作り上げ、他人に犯人を押しつけて犯人に仕立て上げてしまおう!
逆転につぐ逆転があるまさに「推理小説のストーリー展開」なゲームです。
最後まで諦めず、面白いストーリーを紡ぎながら得点をかせいでください。
1ゲームが短い時間で終わるので、トータルで得点を競う連続ゲームがオススメです。


★特製イメージミュージックCD

小林未郁[こばやしみか]さんが歌う、本作のイメージテーマ曲「虚実迷走」を含む3曲を収録したCDが限定特典として、本作に付きます。

「犯人はこの中にいる!」のために書き下ろされた限定CDです!

●小林未郁[こばやしみか]
ピアノ弾き語りでライブ活動を行う、シンガーソングライター。
ボーカリストとしても高い評価を受け、NHN連続テレビ小説「まれ」、UCCフルスロットルCMソング、ゲーム「FINAL FANTASY XI」ED、アニメ「進撃の巨人」「ガンダムUC」「アルドノアゼロ」「七つの大罪」「ギルティクラウン」「青のエクソシスト」、テレビドラマ「医龍3」、映画「プラチナデータ」など多数サウンドトラックに参加。

★小林未郁さんの公式サイトはこちら


【探偵カード「行動力」についてのルール改訂】
探偵カード「行動力」を無制限に使用出来てしまった場合、一人の手札が大きく膨らみ、ゲームバランスを崩し易いため、下記のようなルールを追加して遊んで下さい。

 探偵カード「行動力」は、手札が6枚以上の時には使用出来ない。

【ゲームの終了パターンについてのルール改訂】
山札が無くなった場合の処理について、場にゲーム続行に必要な人数-1点分の積点を出すかどうか、全員で話し合って分担して決めるという手順は、遊びにくいという指摘がありましたので、新ルールを作りました。よろしければ、下記の手順を採用して下さい。

・山札が無くなったパターン
山札が無くなった場合、そのプレイヤーの手番で一旦、ゲームを中断します。
次の手番のプレイヤーから順番に、ゲームを続行したいか判断し、続行したければ、積点を置きます。
1週廻ってゲーム続行判断で積み足した積点の合計がプレイヤー数-1点分(すなわちプレイヤーが4人であれば、3点)分を超えた場合、ゲーム続行となります。
その場合は、捨て札をシャッフルし、再び山札を作り、次の手番のプレイヤーからゲームを再開して下さい。

【Q&A】
Q1:イベントカード「意外な展開」のカードを引く順番が良く分かりません。
A1:まず、使用プレイヤーが手番の順番と逆回りのプレイヤーから1枚カードを引き、手札に加えます。
次に次の手番プレイヤーが、加えた使用プレイヤーの手札からカードを1枚引きます。
その次は、次の次の手番プレイヤーが次のプレイヤーから・・・、というような手順で引いて下さい。
最初にカードを奪われたプレイヤーは、次に引くのではなく、最後に引くプレイヤーとなります。
トランプゲームのババ抜きと同じと言ったら分かり易いかもしれません。
この手順では、奪われた自分のカードが1周することもあります。

Q2:探偵カード「行動力」カード使用の際に積点を置く必要はありますか?
A2:必要ありません。
「行動力」はカードを使用しているため、パスではありません。
積点はあくまで、手札が4枚以上でパスする際に使用した場合に発生します。

Q3:トリックカード「アリバイ」「叙述」が「推理力」で効果無効とされました。続けて「アリバイ」「叙述」を出す事は出来ますか?
A3:出来ます。
自分だけではなく、他のプレイヤーからも、出す事が出来ます。
また、それを続けてもう一枚の「推理力」で無効にする事も出来ます。
使用出来るタイミングであれば、何枚でもカードを使用出来ます。
例えば、「変装」を「推理力」で無効にされても、続けてもう一枚所持している「変装」を使用することが出来ます。

Q4:トリックカード「変装」を他プレイヤーが別のプレイヤーの手番前に割り込んで「変装」を使用し、結果自分のキャラクターが3つの犯人特徴と合致してしまった場合、そのタイミングで「変装」を使用する事は出来ますか?
A4:出来ます。
Q3と同様、使用条件に合致している状態であれば、何枚でもカードを使用する事が出来ます。

Q5:得点カード「犯人はお前だ!!」を自分に使用する事は出来ますか?
Q5:出来ます。
その場合は、得点と積点を奪って自分が得ることになるので、結局得点が移動せずに1ゲーム終了する事になります。
有効な防御カードが無く、緊急回避的にゲームを終了させたい時、特に連続ゲームの4ゲーム目にトップ目が逃げ切りを決めたい時等に、有効な一手です。

Q6:積点についてよく分からないので説明お願いします。
A6:積点とは失点が確定していない状態の点数で、他プレイヤーに得点カードを使用された際に、通常の点数に加えて奪われる点数の事です。
持ち点とは別に分かり易くするために、人物カードの上ないしは人物カードの前に置いて下さい。
本ゲームは、カードを貯め込んだ方が有利になり易いため、ペナルティ無くパスが出来ると、ゲームが進みません。  そのため、カードを貯め込んでパスをすると、得点を失うリスクが発生する積点というルールでバランスを取りました。
その他、得点順位を勝敗とする本ゲームにおいては、積点は、誰を狙うか?いつ「犯人はこの中にいる!」を使用すべきか?といったゲーム戦略の幅を広げる事に寄与しています。
積点の発生する方法は、3つあります。

①4枚以上手札を残す状態でパスをする毎に1点
②「犯人はこの中にいる!」使用時に合致している特徴分の点数
③ゲーム続行判断の際に、ゲーム続行を希望するプレイヤーの任意点数

です。
積点の効果的なコントロールは、本ゲーム勝利の肝となります。

Q7:トリックカード「隠ぺい」を使用して、他のプレイヤーの積点を奪えますか?
A7:奪えません。トリックカード「隠ぺい」は、積点をおいているプレイヤーの積点を元の得点に戻すだけの効果なので、他プレイヤーに使用した場合、他プレイヤーの積点が、その他プレイヤーの得点に戻るだけです。
基本は、溜まってしまった自分の積点を戻すために使用するのが、効果的です。
それ以外にも、得点が減っているプレイヤーに積点が多くあり「犯人はお前だ!!」によって得点が無くなってゲームが終わってしまうケースや、自分が他プレイヤーと7点差があるトップの場合、他プレイヤーが自分を「犯人はお前だ!!」指定しない限り、逆転が出来ないようにするといった、点数マネジメントに使用する事も出来るように他プレイヤーへの使用も可としました。上手に使用して1位を狙って下さい。
やや地味な効果の「隠ぺい」ですが拡張セット「真犯人はお前だ!!」では、積点がより溜まり易くなるため、本カードがより意味のあるものになります。